黒毛舌

黒毛舌は舌が黒ずんで毛が生えたように見える状態になります。 内服薬・抗生物質・ホルモン薬の影響によって、口腔細菌叢が変化することが原因で黒毛舌になると考えられています。見た目だけを見ると悪そうに見えますが、悪い病気ではありません。

黒毛舌の主な原因は、

• 抗生剤、ホルモン薬などの内服薬
• 不衛生な口腔内
• 口腔内の細菌が変化することで黒い色素を作る嫌気性菌や真菌が増殖する

などが考えられています。

黒毛舌に痛みなどの症状はありません。
先ほど紹介した症例写真を見ていただけるとわかるように、舌の中心部分に発生しやすいです。

黒毛舌の治療は投薬されているお薬の見直し（変更）をしたり、口腔内を清潔にすることによって、自然に元通りになっていきます。

ごく稀に黒色腫や潰瘍の場合もありますので、心配な場合はご相談ください。

舌が黒いと見た目の問題が気になってしまう方も少なくありません。
そうなったらそのままにしないでお気軽にご相談ください。