入れ歯(義歯)について

  • 入れ歯(義歯)について

入れ歯の重要性

長期間、適切な入れ歯をいれずにしておくと、食事が困難になるのが続くだけではなく、筋肉、関節も変異し顔貌の変化を起こしてきます。

適正な入れ歯のために、十分な検査と診断。

長期間合わない状態あるいは、それにお気づきになられていない場合、そのまま義歯を作製しても適正な入れ歯を作ることは困難です。
現状の診査診断を精密に行い、筋肉、関節、も含めたリハビリ用の入れ歯をいれ、かみ合わせや体の状態を十分に診断していきます。

そもそも、どうして入れ歯が合わなくなるのか?

適正な診査診断に基づく、設計がなされていない場合や、経年的劣化をそのままにしている場合に合わなくなることがおこります。

保険と自費の入れ歯の違い

残念ながら保険治療において、精密な診査診断、リハビリ用義歯、その義歯から導き出された個々の患者様に適した義歯を作成することは出来ず、今ある変異してしまった状態で義歯を入れていくこととなります。
6割ぐらいの方は、それでも十分対応できるのですが、当然変化が起こってくるので保険の入れ歯に関しては、変化するたびに再作製が必要となります。

扱う入れ歯の種類

金属床による義歯

粘膜を覆う部分を金属で作製します。保険の場合、材質はプラスチックであるため強度を図ろうとすると、どうしても厚く作らなければなりません。金属で作製した場合、0.3mmほどの薄さでも強度を保つことができるので違和感の感じ方が格段に変わります。

海苔がお口の中に、10枚のノリ(保険の義歯)一枚のノリ(金属の義歯)がくっついた感覚の違いを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。

部分入れ歯において、残っている歯と密接に適合するようにするのが、義歯の長期安定のキーになります。そのため被せ物も部分的に金属で作製し、義歯と一体型になるように設計していきます。

ただし、金属床の義歯はプラスチックより価格が高くなること、また、重さがおもくなることがデメリットで挙げられます。
金属の種類によって重さが変わりますが、軽い金(チタンなど)はどうしても価格が高くなります。

高強度プラスチックによる義歯

総入れ歯において、プラスチックでも、繊維を増やし、強度を高めたものもあります。金属まで薄くはできませんが、保険のプラスチックよりは強度があり、また裏打ちを足すことが簡単にできます。そのため義歯作製後も義歯内面の変化が起こることが予想される方にはこちらで作製していく場合があります。

最適な入れ歯を作成するために重要なポイントを教えてください。

診査診断とリハビリによる偏位してしまった状態の改善と設計です。
ただ歯がないから、直ぐ型をとり入れ歯をいれる治療で、千差万別なお口の中に適した入れ歯を作製することはなかなか難しいです。

こだわり

リハビリのための治療用義歯

自費の義歯をより噛め、安定してお使いになってもらうようにまずは、治療用義歯をもちいて、おかしくなってしまった噛み合わせや関節、筋肉を調整していきます。

筋肉、粘膜との調和したカスタムメイドの義歯

治療用義歯の内面を個々の患者様に合うように、形態を作り込んでいきます。