根管治療とは?

どんな時に根管治療が必要なのか?

  • 以前行った根管治療が十分でなかった(根管治療の失敗)
  • 歯が割れてしまっている
  • 歯の中の神経がすでに死んでいる
  • 歯と詰め物の間から細菌が入ってしまった

抜歯せず、自分の歯を残す治療

  • 細菌に感染した歯の神経を除去し、自分の歯を残す治療
  • あなたの歯の寿命を左右する、重要な治療
  • 放っておくと抜歯になってしまう
  • 非常に細かく難しい治療であり、日本では再発も多い

根管治療は、細菌に感染してしまった歯の神経を除去し、できるだけ自分の歯を残す治療です。この根管治療がしっかり成功しているかが、あなたの歯の寿命を左右します!大変重要な治療です。

根管治療が中途半端であったり、技術のないものが行っていると、知らない間に感染部分が広がっていきます。その時にはもう歯が割れていたり、手遅れになっており、抜歯になってしまうことがほとんどです。実は根管治療は大変難しい治療で、海外と比べ、日本では再発も多いのです。

抜歯はなぜするべきでないのか?

  • 天然の歯が一番です!
  • 自分の歯は一度抜いたら、もう戻らない
  • 抜歯部分は、義歯・インプラントになってしまう
  • 費用がさらにかかる

先ほど根管治療は自分の歯を残す治療とご説明しました。なぜ抜歯をするべきではないのか、ご存知ですか?
自分の持つ天然の歯は、一度抜いてしまったらもう戻ってきません。なので、無理に抜くのは避けたいですし、やはり抜くのは最終手段となります。やたらと抜いてインプラントを入れましょう!という歯科もありますが、そういうところは気をつけて下さい。どうしても手遅れの場合は抜歯になりますが、そうなると義歯かインプラントを入れることとなります。そうなると、根管治療よりもずっと費用がかかってしまいます。

手指の感覚による手探りの保険治療での根管治療

  1. 十分な時間を確保できない
  2. 保険内での器具では、無菌治療ができず、すべての細菌を取り除けない
  3. 従来の根管治療では、2次元のレントゲン写真、手の感覚による手探りでの治療

「時間をかけられず、精密機器も使用できない」
成功率が低く、再発してしまう

従来の根管治療では、歯の根の長さを測る計測機器、レントゲン写真、手の感覚による手探りで治療が行われてきました。しかし、手探りの治療では感染組織の確実な除去は困難です。なぜなら、根管の形状や神経の本数は人それぞれ異なっており、枝分かれしていたり、根管同士が繋がっていたりと非常に複雑なため、肉眼では根管の細部まで確認することができないからです。したがって、せっかく治療を行っても、根管の見落としや感染部分の取り残しが生じてしまうケースも少なくありませんでした。

精密根管治療は何が違うのか?CTスキャンによる精密検査

従来の根管治療では、歯の根の長さを測る計測機器、レントゲン写真、手の感覚による手探りで治療が行われてきました。しかし、手探りの治療では感染組織の確実な除去は困難です。

なぜなら、根管の形状や神経の本数は人それぞれ異なっており、枝分かれしていたり、根管同士が繋がっていたりと非常に複雑なため、肉眼では根管の細部まで確認することができないからです。したがって、せっかく治療を行っても、根管の見落としや感染部分の取り残しが生じてしまうケースも少なくありませんでした。これが成功率の低さにつながっています。

CTやマイクロスコープといった精密歯科機器の登場により、根管治療の治療精度は大きく向上しました。根管の見落としや感染組織の取り残しといった従来の課題が大幅に改善されたのです。機器が高額であることなどから、国内の歯科医院への導入率はまだ低いものの、マイクロスコープを使用した精密根管治療の成功率は高く、世界の根管治療専門医の間ではスタンダードになっています。松山デンタルオフィスでもこれらの精密機器を完備。根管治療を成功に導くため世界基準の治療環境整備に努めています。

レントゲンでは2次元の平面的な情報しか得られませんが、CTを用いれば3次元の立体的な情報が得られ、様々な角度から口腔内の状況を確認することができます。

成功率が格段と上がる!細菌が入らない状態で治療を行う、ラバーダム法

根管治療を保険治療で行うと、細菌を取り除いている際も、実は唾液を介して根管の中に細菌が入ってしまうのです!それでは全く意味がないですよね。根管治療はしっかり細菌の入らない状態で行わなければなりません。

ラバーダムシートと呼ばれる、防湿シートを使用し、隔離することで、治療中も細菌が入らないようにします。さらにプラスチックで歯に壁を作り、無菌状態を保てるようにします。これらの処置は海外で当たり前なのですが、国内の歯科医院では数パーセントしか行っておりません。

  1. 薄いゴム(ラバーダム)で歯を覆います
  2. 歯の周りにプラスチックの壁を作ります
  3. 仮歯を作ります

拡大率20倍。感染部分を見落としません!マイクロスコープによる精密治療

  • マイクロスコープは必要不可欠です!
  • 肉眼での治療は、勘と経験によるもの
  • 肉眼での治療では、細菌部分をすべて除去できない
  • 細菌部分の取り残し=失敗の原因に!

肉眼

X8.2

X13.6

X21.3

細菌部分を取り除くのは簡単な作業ではありません。肉眼では全く見えないため、当院ではマイクロスコープという顕微鏡を使用します。拡大率20倍で、今まで見えなかった部分もしっかり見て除去することができます。保険治療だと肉眼で見るだけですので、感染部分は実際見えていないんです。見えないものを取るため、経験と勘でなんとなくとっている。。。にすぎないんです。少しでも取り残しがあると、失敗してしまう根管治療ですので、肉眼では、失敗します。

根管治療に最も優れた器具「ニッケルチタンファイル」を使用

ファイルとは根管内側の汚染された歯質の除去を行う治療器具です。ニッケルチタンファイルは、従来のステンレスファイルよりも非常にしなやかなため、歯の根の尖端付近まで根管治療が可能です。更に、ニッケルチタンファイルを用いると、従来のステンレスファイル使用時よりも短時間で治療を終えることができます。

根管治療では、細菌の侵入や再感染を防ぐために根管充填材をすきまなく詰めることが重要です。そして、根管充填剤をすきまなく詰めるには、歯の根に十分な空洞を作り尖端まで貫通させる必要があります。ニッケルチタンファイルで細菌除去すると同時に歯の根の尖端までしっかり空洞を作ることにより、根尖まで根管充填できるようになりました。

再発を防ぎ、歯の組織を再生させるMTAセメント

根管内の感染物質を取り除いた後、洗浄・消毒を完了したら、最後に充填材で封鎖を行い、歯髄腔(神経を取り除いた空洞)に感染源が侵入しないようにする必要があります。従来使用されていたガッタ・パーチャポイントと呼ばれる充填材は、成分が一定ではなく軟化温度も安定せず封鎖性が優れません。そこで当院では、封鎖性はもちろん生体親和性に優れたMTAセメントと呼ばれる最新充填材を使用しております。

ガッタパーチャ

保険の治療で根の中に入れるゴム状の樹脂
殺菌作用はなく、隙間があるため再感染しやすい

MTAセメント

理想的な根のお薬
初めは殺菌作用があり効果後は再感染を予防する

薬剤や器具の使用だけではありません!当院では、時間をたっぷり確保します

  • 経験、知識豊富な院長が担当
  • 時間を1時間お取りし、隅々まで丁寧に治療
  • 優先的に次回の予約をお取りします
  • 成功率90%以上なのに、保険よりも治療期間が短い!

正しい根管治療を行うには、薬剤や器具にいいものを使うだけではありません。経験や知識が必要なのはもちろんですが、しっかり時間をかけて行っているかも大切になります。

根管治療は非常に細かく、難しい作業になりますので、1時間たっぷりと時間をとります。次回の予約も先にお取りしておきますので、短期間で集中し、効果的に治療をすすめられます。保険治療では時間や器具の制限により、治療に時間がかかるだけでなく、そもそも根管治療を成功させることができませんが、自費の根治治療は成功率が90%です。

歯の移植

歯の移植とは?

虫歯によって抜歯しなければならず、インプラントやブリッジ、入れ歯の代わりに選択することができる第4の治療の方法です。

どの様な時に移植を選択するのですか?

移植できる健全な歯(多くは親知らず)があり、抜歯した部位の骨が十分ある場合に行えます。多くはインプラントと比較することになります。

移植治療の治療方法

抜歯しなければならない部位の、骨の状態をCTにて確認し、抜歯を行なっていきます。軟組織が治癒したのち、(抜歯した穴が歯肉にて埋まったのち)移植する歯を抜歯し、移植していきます。 その後、歯の動揺(揺れ)が治り次第、根管治療を行なっていきます。

根管治療後、部分的な歯科矯正や被せ物を装着し、治療終了です。

移植ができないケース

移植する歯に大きな虫歯がないことや、重度の歯周病に罹患していないことが重要です。移植した歯が、骨に付くには移植する歯の歯根膜(根にある繊維性の組織?)があることが必要であるからです。

また、受容部位(移植される部位)における骨の状態も重要となります。
骨があまりにないと、移植した歯が安定せず、失敗につながります。

歯の再植

歯の再植とは?

通常の根管治療では、治すことができない場合に、外科的に一度その歯を抜歯し、歯根の先端の感染している部位を除去し、再び元の位置に戻す治療です。

歯の再植の特徴

移植と比べ外科的な侵襲が少なく、保存条件が良ければ再植することができます。

歯の再植が可能なケース

虫歯がそこまで進行していない抜歯に耐えうる歯の時や歯の歯周炎を伴わない場合に可能です。

再植治療の治療方法

まずは、根管治療を行い治癒を目指します。
その後、排膿が止まらなかったりなどの症状の改善が見られない場合に、根管内にお薬をいれ、一度、抜歯を行い根の先端を削除し、元の状態に戻します。

再植した歯は長持ちするのか?

再植した歯をブリッジの支台とし、8年経過している患者様など十分治療の効果は期待できます。しかし、残っている歯の状態に大きく左右されるので事前に診査診断を行い可能かどうか判断していきます。