治療をするまえに
こんにちは
今日は治療する前の初期治療の重要性です。
当院では、治療する前に診査診断と初期治療を徹底しております。
初診でいらっしゃった患者さんにすぐに治療をしていくことはありません(痛みがある場合は別ですが)
診査診断は
レントゲン撮影、口腔内撮影、細菌検査、歯周病や歯肉炎の検査などを行いはじめてお口の中の状態を知ることができます。
では初期治療とは
・スケーリング 歯の周りの歯石除去
・プラークコントロールの確認
・適合不良な詰め物の修正
・歯肉(歯茎)の中にある歯石の除去 など
をおこない炎症のない歯肉(歯茎)を獲得します。
実際に初期治療を行う前と行った後を比較すると
まだ、プラークコントロールと歯肉の上の歯石だけを取った段階ですが、明らかに歯肉(歯茎)の腫れ具合が違います。
これにより、型取りをしたり、詰め物をするとき、歯肉(歯茎)からの浸出液や血液が少なく、適合精度のよい治療を行うことができます。
当然治療のやり直しも少なくすみます!!
大まかに治療の流れを説明すると以下のようになります。
時間がかかると思われますが、やり直しを繰り返し、歯の寿命が短くなるより、一つ一つ丁寧に治療を行った方が、
長い時間で考えるとメリットは大きいのです。
診査診断で一緒に今のお口の状態を把握すること
初期治療を行うことで、再治療にならない環境を作ること
この二つが実はしっかりとした治療を行うために大切なこととなります!!
痛みなどの不快感を消すだけでなく、長く健康なお口の状態を維持することが治療をする本当の意味だと考えています。
さらに詳しい説明はしっかり時間をとって行うので、いつでもなんでもお聞きください!!